エステル記5章 高さ五十キュビトの柱を

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エステル5:14「すると、彼の妻ゼレシュとすべての友人たちは、彼に言った。「高さ五十キュビトの柱を立てさせ、あしたの朝、王に話して、モルデカイをそれにかけ、それから、王といっしょに喜んでその宴会においでなさい。」この進言はハマンの気に入ったので、彼はその柱を立てさせた」

エステルの叔父モルデカイは総理大臣のハマンに対して、ひざもかかめず、ひれ伏そうともしませんでした。多くいる家来の中で、一人だけ立っているのは目立ちます。すぐにモルデカイがハマンに敬意を払ってないことが見つかります。ただ、彼を罰する法がなかったので、ハマンは我慢するしかなかったのです。ハマンの妻ゼレシュは50キュビトの柱を立てて、モルデカイをかけるように誘惑しました。ゼレシュに関しては詳しい記録は聖書に残されていませんが、夫の出世の妨げになるようなら残忍な方法でも考えてしまうような女です。50キュビトは現在で言うと約25メートルになります。6階建てのビルに相当する柱は、遠くからでも見ることができたでしょう。いつの時代でも、権力者は金と権力を使って邪魔者を消すのです。エステルの時代も例外ではなかったのです。