エステル記2章 すべての者から好意を受けていた

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エステル2:15「まさて、モルデカイが引き取って、自分の娘とした彼のおじアビハイルの娘エステルが、王のところに入って行く順番が来たとき、彼女は女たちの監督官である王の宦官ヘガイの勧めたもののほかは、何一つ求めなかった。こうしてエステルは、彼女を見るすべての者から好意を受けていた」

ペルシャのクセルクセス王の時代に、若い娘ハダサと叔父のモルデカイが暮らしていました。クセルクセス王の王妃が王の命令に背いたので、彼女は王妃の立場を追われました。そこでペルシャ中から王妃候補が集められ、王妃に相応しいかどうか審査されました。候補の女性は6ヶ月で没薬で身を清め、さらに6ヶ月で香料と化粧をしてさらに美したに磨きをかけます。そして、クセルクセス王に会えるのは1日に1人の女性だけです。1年に365人だとしても、エステルに順番が回ってくるまで4年かかりました。それは王妃候補の女性が最低でも1500人以上いたことを示しています。王妃に選ばれるには美しさだけではなく、話し方、貴賓、教養やしぐさまで審査され、その中でたった一人が選ばれるのです。ハダサことエステルは、多くの候補の美女の中から選ばれ、クセルクセス王だけでなく、全ての者から好意を受けていたとあります。