2022-12-10から1日間の記事一覧

詩篇103篇 人の日は、草のよう

詩103:15「人の日は、草のよう。野の花のように咲く」 モーセは「私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年(90:10)」と歌い、80年の生涯は決して長くなく、早く過ぎ去るものだと感じていたようです。ここでも人の日は草や野の花のようで風がそこを過ぎるなら…

詩篇102篇 着物のように取り替えられる

詩102:26「これらのものは滅びるでしょう。しかし、あなたはながらえられます。すべてのものは衣のようにすり切れます。あなたが着物のように取り替えられると、それらは変わってしまいます」 黙示録には新しい天地の様子が描かれています。そこには海はもうあ…

詩篇101篇 高ぶる目と誇る心の者に

詩101:5「陰で自分の隣人をそしる者を、私は滅ぼします。高ぶる目と誇る心の者に、私は耐えられません」 上に立つ人たちがすべて高ぶりを避けてくれればありがたいものです。しかし、現実は上に立つ者は権力をかさに威張る人を多く見かけます。ダビデはだれが「…

詩篇100篇 全地よ。主に向かって

詩100:1「全地よ。主に向かって喜びの声をあげよ」 これは旧約聖書の詩篇なので、ユダヤ人はこの歌をよく知っています。つまりユダヤ人も自分たちが信仰する、アブラハム、イサク、ヤコブの神がやがて全地に知れ渡り、多くの人たちが主を賛美するように願って…

詩篇99篇 モーセとアロン、サムエル

詩99:6「モーセとアロンは主の祭司の中に、サムエルは御名を呼ぶ者の中にいた。彼らは主を呼び、主は彼らに答えられた」 同じ祭司でも、主の御名を呼ぶ者でも、主が答えられたのはモーセ、アロン、サムエルでした。彼らは神から導き出され主の働きのために召し…

詩篇98篇 立琴に合わせて

詩98:5「立琴に合わせて、主にほめ歌を歌え。立琴と歌の調べに合わせて」 楽器の名前がいくつか出ていますが、ほかにもタンバリン、カスタネット、シンバルなどの打楽器もダビデは使っていました(2サム6:5)。当時の竪琴がどういうものだったかは、いろいろな意見…