御口を通して知識と英知を与えられる

箴2:6「主が知恵を与え、御口を通して知識と英知を与えられるからだ 」
ソロモンが王になったときに、主に「聞き分ける心をしもべに与えてください(1王3:9)」と言いました。この願いは主の御心にかなった…とあります(1王3:10)。「聞き分ける」は英語で「discern」、ヘブル語では「biyn(ビーン)」が使われており、「見分ける」という意味があります。何かの言葉を聞いたときに、それが正しいかどうかを判断できる心のことです。ソロモンは3000の箴言を語っと聖書にあります(1王4:32)。おそらく箴言に書かれているよりも多くの知恵の言葉を語ったのでしょう。主を恐れることは1章に書かれています。ここでは主の命令を守り(1)、悟りを求め、英知を求めるなら(3)、主は「御口を通して知識と英知を与えられる」とあります。ソロモンのように主からの知恵を与えられないかも しれませんが、現代の私たちには聖書があります。神のみ言葉に聞き、解決を求めるなら主はみ言葉を通して、知識と英知を与えてくださるでしょう。それがソロモンの得た知恵です。そして、2章の後半から具体的な知恵を用いる方法が書かれています。「他人の妻から身を避けよ(16)」、は非常に具体的な箴言の言葉です。現代では結婚した男女の貞操観念の欠如から、多くの不倫があり、離婚原因の上位を占めています。男性が既婚女性に近づかないことは、知恵です。