争い好きな女と社交場にいるより

箴21:9「争い好きな女と社交場にいるよりは、屋根の片隅に住むほうがよい 」
19節では争い好きに加えて「うるさい女(19)」と書かれています。社交場のヘブル語「bayith(バイアス)」は「家」と訳されることが多く、「家」と「屋根」を対比させた表現になっています。それに比べて「争い好きでうるさい女」となると、どこで住むかというよりも、とにかく一緒にいることさえいやなのです。それどころか「荒野に住むほうがまだましだ(19)」と、もの凄い嫌悪感を表しています。荒野は水もなく食べ物もなく、昼は灼熱で夜は凍える寒さになる場所です。旅をするために通過するならいざ知らず、そこで住むことは自殺行為です。しかし、ソロモンは争い好きでうるさい女よりは荒野がましだと教えます。自分の命を危険にさらしても、避けるべきことがあるのです。もし、そのような女性を見かけたならソロモンの箴言に従い、一目散に逃げた方が賢明かもしれません。結婚相手となるならなおさらです。イエス様は荒野で断食しました(マタ4:1)。肉体的にも、霊的にも飢え渇き主を求めるときに、サタンはイエス様を誘惑しにやってきました(マタ4:3)。聖書では荒野は誰も住まない場所としてよく登場します。誰もが争い好きでうるさい女と一緒いることを拒絶し、その女は孤独になるだけです。ソロモンの箴言は平和を好み、必要最低限のことを話す女性を男性は好むと教えているのだと思います。