第四の獣

ダニ7:23「彼はこう言った。『第四の獣は地に起こる第四の国。これは、ほかのすべての国と異なり、全土を食い尽くし、これを踏みつけ、かみ砕く 」
第4の獣を断定はしませんが、黙示録では「その名の数字を持っている者以外は、だれも、買うことも、売ることもできない (黙13:17)」とあり、経済が大きく関わっているようです。2017年では中国が世界2位の経済大国ですが、その陰りはすでに現れており、何よりも一人っ子政策で人口が激減しています。それは日本も同じで、先進国と呼ばれる国の経済は人口と密接な関係があります。さらに人工中絶をする国の一位は中国で次いでロシアとなっており、過去100年の統計では5億人がこの2つの国で殺されている計算になります。日本の中絶は5位で出生率の減少と合わせるとダブルパンチになります。このようなことを天におられる神が良しとされるはずもなく、中国、ロシア、日本の次の10年の成長は見込めないでしょう。代わりにインド、アフリカ諸国が台頭するようになります。世界経済が獣の印がないと買えないぐらいまで牛耳る国はまだ混とんとしていますが、はっきりしているのは経済が発展した国は必ず軍備を増強することです。金と武力による世界支配はまだ起きていません。イエス様が言われた「荒らす憎むべきもの(マタ24:15)」はダニエルからの引用で(9:27など)、終わりの時代にどうしようもない憎まれる者が登場すると言われています。