ミカ5章 七人の牧者と八人の指導者

ミカ5:5「平和は次のようにして来る。アッシリヤが私たちの国に来て、私たちの宮殿を踏みにじるとき、私たちはこれに対して七人の牧者と八人の指導者を立てる 」
ベツレヘムから支配者になる者が出るのは(2)、イエス様の誕生で成就しました(マタ2:11)。また、兄弟たちがイスラエルの子らのもとに帰る(3)のも実現しています(1948年以降)。ここにはアッシリアが宮殿を踏みにじると書かれています。アッシリアは現在のイラクで、イラクあるいはイスラム教国が何かをするのでしょうか? 現在、国連は経済的に武力的にも大きな力を持っています。常任理事国アメリカ、イギリス、フランス、中国、ロシアは不動のメンバーですが、日本とドイツは前々から常任理事国のイスを狙っています。他にインド、ブラジルもその候補ですが、仮に日本とドイツが常任理事国になれば7か国になり、「7人の牧者」とは言えないでしょうか?また、経済的にもG8が毎年会議を開いて いますが、こちらはアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、カナダ、イタリア、ロシアとなっています。7と8の数字だけを追いかけると、世界に大きな影響を与える組織として国連やG8が浮上してきましたが、決して預言の説きあかしをしようとしているわけではありません。7と8を並べたのは3つと4つを並べ例える箴言(箴30章)やアモス(アモス1章)のような、例えかも知れません。しかし、預言によれば世界に大きな影響を与える7と8の数字は、イスラエルの味方になってくれるのです。