ミカ4章 その小道を歩もう

ミカ4:2「多くの異邦の民が来て言う。「さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を、私たちに教えてくださる。私たちはその小道を歩もう。」それは、シオンからみおしえが出、エルサレムから主のことばが出るからだ 」
終わりの日の預言です(1)。その日にはユダヤ人でなく、異邦の民がヤコブの神の家に上ろう、と言うのです。共観福音書すべてに「民族は民族に、国は国に敵対して(マタ24:7、マコ13:8、ルカ21:10)」とあり、終わりの日の来る前に民族同士、あるいは国同士の争いが避けられないことが書かれています。ヨエルにはさばきの前に「あなたがたの鋤を剣に、かまを槍に打ち直せ(ヨエル3:10)」と戦いの準備をせよと預言されています。しかしここでは、「国は国に向かって剣を上げず、二度と戦いのことを習わない (3)」とあり、戦争は終結し平和が訪れることが預言されています。主は道を教えてくださり、私たちはその「小道」を行こうと書かれています。「道」はヘブル語「derek(デレック)」ですが、「小道」は「orach(オラク)」が使われており、狭い通りなどを指す言葉です。イエス様が言われた「狭い門から入りなさい(マタ7:13)」と似ており、滅びに至る道が広いのに対し、主が通られる道は狭いことを教えています(ルカ13:24)。神のことばがシオンから語られますが、決して人が考える優しく広い道ではないようです。それでも従った者たちは「主の御名によって歩む(5)」のです。