ヨブ記39章 子を産む時を知っているか

ヨブ39:1「あなたは岩間の野やぎが子を産む時を知っているか。雌鹿が子を産むのを見守ったことがあるか 」
人の妊娠期間は10か月ほどだと分かっていますが、医者が指定した日に産まれるとは限りません。野ろばが生まれるなら(3)、子は育って親離れをしてもう帰ってきません(4)。誰がろばに対して行き先を教え、生き延びる術を教えるのでしょうか(5)?鷹や鷲が自由に飛び、巣を作るのはヨブが命令したからでしょうか(26-27)?現在ではDNAの研究も進み、多くのことが明らかにされています。DNAにはアデニン、グアニン、シトシン、チミンの4つの物質だけで情報が構成されています。これらの仕組みそのものが合理的で、何もないところから派生したとは考えにくいものです。鷲が高いところに巣を作るのも(27)、神の知恵によるものです。進化論のように多くの時間をかければ、いつかは合理的な組み合わせも誕生するだろう…というのでは説明がつきません。コンピュータのゼロと1の組み合わせにしても、どんなにランダムに組み合わせたとしてもコンピュータウイルスが自然発生することはないのです。それは何兆回、何京回繰り返されようとも意味のあるものは生まれません。自然淘汰によって、強いものだけが残るという進化論は合理性に欠けています。ろばが独り立ちするのも(4)、だちょうが子を気にかけないのも(12-15)、すべては神がそのように設計されたからです。