詩篇122篇 さあ、主の家に行こう

詩122:1「人々が私に、「さあ、主の家に行こう」と言ったとき、私は喜んだ」
英語訳NIVは「さあ、主の家に行こう」を「Let's go to the house of the Lord」と訳しています。「Let's go」は一緒に行こうという意味です。人々がダビデに主の家に行きなさいと言ったのでなく、一緒に主の家に行こうと言ったのです。この詩の後半に「平和」という言葉が3回使われていますが、「平和」のヘブル語「shalowm(シャロウム)」は、エルサレムの「サレム」と同じ言葉が使われています。主の家には「多くの部族、主の部族(4)」が上ってきて主に感謝を捧げます。その様子がダビデにとってとてもうれしいことだったようです。主の平安に満ち、喜びあふれ、感謝でいっぱいのエルサレムに誰が行きたがらないでしょうか?ダビデが最初に都上りのことを聞いたとき、「samach(サマーク)」すなわち喜んだのです。さらにダビデが兄弟たちや友人に言った「おまえのうちに平和があるように(8)」は、イエス様が 復活して、弟子たちに現れたときに言った「平安があなたがたにあるように(ヨハ20:19)」と同じことばです。イエス様が復活した後、まず最初に「シャローム」と挨拶しました。平和の町エルサレムはまさしく神が望まれた町です。