アモス4章 神に会う備えをせよ

アモス4:12「それゆえ、イスラエルよ、わたしはあなたにこうしよう。わたしはあなたにこのことをするから、イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ」
すでに神はイスラエルを食べ物を欠乏させ(6)、水を枯渇し(8)、植物を病気といなごで食い荒らし(9)、疫病、剣で苦しめ(10)、街をくつがえし(11)、ありとあらゆる方法でイスラエルに注意喚起を行ってきました。試練があったときは、何かのメッセージが隠されています。ヤコブは手紙の中でも試練を喜ぶように勧めています(ヤコ1:2)。それは、一見人にとっては不都合なことも、神に出会うためのチャンスだとするなら喜びに変わるからです。イスラエルの民もあらゆる自然現象を通して、神に救いを求めるべきでした。神も今度こそイスラエルの民は真実なる神に頼ってくれるだろうと期待していたはずです。それでも神は今一度何かをしようとしています(12)。そして、「神に会う備えをせよ(12)」とアモスは預言しています。その神とは「山々を造り、風を造り出し、人にその思いが何であるかを告げ、暁と暗やみを造り、地の高い所を歩まれる方(13)」だと語り、万軍の神、主だと名前を言っています。神は「エロヒム」で主は「YHWH」が使われています。それは聖書に書かれている神のことです。