エレミヤ18章 私たちは自分の計画に従い

エレ18:12「しかし、彼らは言う。『だめだ。私たちは自分の計画に従い、おのおの悪いかたくなな心のままに行なうのだから』と」
主がわざわいを考えている(11)というのにも関わらず、なお自分の道を歩むのだと言い張っています。「だめだ」の英語は「its no use(NIV)」となっており、悪の道から立ち返ることは(11)自分たちにとって、何の益もないと考えているようです。ほかの神のどこが彼らにとって良かったのでしょうか。むなしいものに香をたくことがそんなに楽しいのでしょうか(15)。イスラエルの民は、エレミヤが災いを預言したことによって、エレミヤを疎ましく思い始めました。思うだけなら良いのですが、彼らは穴を掘ってエレミヤを殺そうと企んだとあります(20)。さすがにエレミヤもこれには切れて、あなたの御怒りの時に、彼らを罰してください(23)と願っています。エレミヤに語られた主のことばはイスラエルの民の罪は、すでに後戻りできないほどに膨れ上がっており、主は陶器師のように彼らを一度壊して作り直さなければならないというものでした(6)。彼らには2択しかありません。「悔い改める(8)」か「神の声に聴き従わず、わたしの目の前に悪を行なう(10)」の2つです。主からの提示も彼らの耳には入らず、それが悪く、かたくなな心だとわかっていても(12)好き勝手に生きるのだと言うのです。