エゼキエル39章 イスラエルの山々に倒れ

エゼ39:4「あなたと、あなたのすべての部隊、あなたの率いる国々の民は、イスラエルの山々に倒れ、わたしはあなたをあらゆる種類の猛禽や野獣のえじきとする」
いかに多くの軍勢が攻めて来ようとも、神が相手ならどうしようもないでしょう。主は「わたしがこれを語るからだ(5)」と、ご自分のことばにかけて誓っておられます。神の口から一度出たことばは、神ご自身が取り消されるまで変わることがありません。1948年のイスラエル建国の際も、多くの不思議なことが重なり、イスラエルは自分たちの土地を獲得することができました。それらの不思議な出来事を偶然だと言う人も多くいますが、神を信じる者にとっては、背後に主が働いておられたことを知っています。このゴクが他の国と連合して攻めてくる記述にも、奪い取った武器は7年焼いても燃え尽きず(9)、死体を埋めるのには7ヶ月もかかると預言されています(12)。ヒゼキヤの時代にはアッシリアの軍勢に包囲されていたのに、一晩でアッシリア兵18万5千人が死体になっていました(1王19:35)。聖書にはそれが主の使いのやったことだと書かれています。ゴグの連合軍も同じように主の使いに打ち負かされるのでしょうか。世界中が見ている中で、主のわざが明らかにされるのは「わたしが主であることを知ろう(6)」とあるように、ご自身を世に示されるためです。時代が進み、世の終わりが近づくにつれて、主はご自身をはっきりと示されるようになるのだと思います。