ホセア14章 怒りは彼らを離れ去った

ホセ14:4「わたしは彼らの背信をいやし、喜んでこれを愛する。わたしの怒りは彼らを離れ去ったからだ」
この後、イスラエルの王ホセアはアッシリアに反旗を翻し、朝貢をやめたためにホセアは捕らえられアッシリアに連行されます(17:4-6)。イスラエル国の歴史は一度ここで幕を下ろしますが、主は彼らの配信をいやし、もう怒っていないことを告げられています。そして、新しくなった彼らは、美しく育ち、名声を得てるようになるとあります(6-7)。そして、偶像から決別し、主ご自身が答え、世話をすると書かれています(8)。それがいつのことなのかはわかりません。しかし、いつの時代にせよ、知恵あるものになり、悟って主の道を歩むものが、主から直接愛され、世話を受けることができるのです。ホセアの預言はここで終わっていますが、最後は主がイスラエルを決して見離さない表現が使われています。怒りは納まり、彼らには再び復活することができ、繁栄が約束されています。1948年のイスラエル再建国を、この預言の成就とする見方もありますが、彼らは本当に主の道を歩んでいるでしょうか。主に立ち返るためには「すべての不義を赦して、良いものを受け入れてください。私たちはくちびるの果実をささげます(2)」と告白し、主を賛美することから始まるのではないでしょうか。