エゼキエル14章 預言者を惑わしたのである

エゼ14:9「もし預言者が惑わされて、ことばを語るなら、―主であるわたしがその預言者を惑わしたのである―わたしは彼に手を伸ばして、わたしの民イスラエルのうちから彼を根絶やしにする」

2023年2月にトルコで大地震が起きました。1900年以降、つまり20世紀と21世紀を迎え、地震の回数は増しています。マグニチュード9を超える地震は日本では東日本大震災が挙げられます。淡路、阪神大震災も大きな地震でしたが、マグニチュード7.3でした。これらの地震を踏まえて、多くの聖書学者は世の終わりが近づいたと言っています。確かに地震はイエス様の言われた再臨のときの条件と合致します。また戦争のうわさも条件の一つですが、まだキリストを名乗る者が大勢現れることや、ききんという条件が残っています(マタ24:6)。仮にこれらのことが全部起きても「終わりか来たのではありません(マタ24:6)」とあります。現在、多くの教会では、すでに終わりの時代に入ったとさかんに説教しています。確かに世の中が大きく傾き、統治の形態も少しずつ変わってきていると思います。まず、共産主義はだめになりましたが、資本主義は貧富の差を生み出し、世界は富を公平に分配する共産の考え方にシフトしています。また、独裁、王政もまだ多くの国に残っていますが、多くの欠点を抱えています。終わりの時代が来たという人たちも神の力が働き、そう言わされているのかも知れません。