エゼキエル40章 イスラエルの家に告げよ

エゼ40:4「その人は私に話しかけた。「人の子よ。あなたの目で見、耳で聞き、わたしがあなたに見せるすべての事を心に留めよ。わたしがあなたを連れて来たのは、あなたにこれを見せるためだ。あなたが見ることをみな、イスラエルの家に告げよ」」

捕囚後25年目となるとエゼキエルも相当な年齢になっていると思います。エゼキエルに突然神殿の幻を見せられます。この神殿がどういう意味を持つかはわかりませんが、現在になるまでにエゼキエル神殿が建てられていないことを見るなら、これから未来にかけてこの預言が成就するものだと考えられます。それには神殿に仕える者、すなわち「彼らはツァドクの子孫であり、レビの子孫の中で主に近づいて仕える者たちである(46)」と書かれているレビの子孫が発見されていなければなりません。黙示録では12部族から1万2千人が選出され、14万4千人が神の印を額に押され集まります(黙7:4ー8)。その中にレビ部族の名があり(黙7:7)、そのかわりにダン族の名前が無くなっています。この神殿の中にはいけにえをほふる石の台があり、1キュビト半四方なので、約60センチ角でしょうか、そのような台が4つあったと書かれています(41-42)。いけにえをさばいたり、焼いたりするのはレビ人の仕事です。イスラエル10支族を探しているアミシャブという団体は、アフリカのレンバ族にレビ族の持つDNA配列のY染色体の特異があったとしてレビ族だと考えています。しかし、かれらはまったくの黒人で異論もあるようです。

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