大祭司が選ばれ

ヘブ5:1「大祭司はみな、人々の中から選ばれ、神に仕える事がらについて人々に代わる者として、任命を受けたのです。それは、罪のために、ささげ物といけにえとをささげるためです」
大祭司はレビ族から選ばれます。大祭司となったら年に一度だけ至聖所に入って、罪の捧げ物をささげ主との交わりのときを持ちます(9:7)。イエス様はマリアの血筋を受け継いでいたので(祭司ザカリヤの妻エリサベツの親戚ルカ1:36)、イエス様が大祭司になるといっても何の矛盾もありません。そして現代のイスラエルには旧ユダ王国のユダ族、ベニヤミン族、レビ族がいることになっています。2015年のイスラエル首相はベンジャミン・ネタニアフで、その名もずばりベンジャミン(ベニヤミン)です。もし、エゼキエル神殿が完成するならイスラエルのレビ族の誰かが大祭司に選ばれ、至聖所に入ることになるのでしょう。それでも、カトリック教皇みたいな人が勘違いして、至聖所に入るようなことがあれば、 まさに「荒らす憎むべき者が聖なる場所に立つ(マタ24:15)」の言葉が実現したことになります。あながち荒唐無稽とも言えないことですが、現在のpopeとは限りません。さて、歴史はどう傾いていくのでしょうか?