エゼキエル39章 諸国の民は、わたしが主であり

エゼ39:7「わたしは、わたしの聖なる名をわたしの民イスラエルの中に知らせ、二度とわたしの聖なる名を汚させない。諸国の民は、わたしが主であり、イスラエルの聖なる者であることを知ろう」

今のロシアと中国に共通なことは神を認めないということでしょう。ロシアはソ連時代にアフガニスタンに侵攻しましたが、当初はアフガニスタンは簡単にソ連の手に落ちると考えていました。しかし、彼らはアフガニスタンの民族がイスラム教徒だということを計算に入れていませんでした。そのため民兵の強烈なテロ行為に悩まされ、結果的には20年経ってもソ連アフガニスタンを陥落させることはできませんでした。この戦争の戦費などでソ連の経済は傾き、崩壊する一つの要因となりました。神の存在を無視して宗教を禁じたり、弾圧しても決して平和な国ができるわけではありません。現在のイスラエルユダヤ教の国ですが、律法を完全に守るような保守派はわずかです。このゴグ、マゴグの一連の軍事侵攻はイスラエルと侵攻した双方の国々に唯一の神が生きておられるということを知らしめるためのものです。「今、それは来、それは成就する(8)」とあるように、主がエゼキエルをとおして言われたことは必ず成就します。それには世界がもっと苦しみ、真のリーダーとは何かを求めるような風潮にならなければなりません。ただ国の名前が羅列され、聖書に書かれてあるものと一致したからといってもエゼキエルの預言は成就しないのです。