2列王記20章 主のことばはありがたい

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2王20:19「ヒゼキヤはイザヤに言った。「あなたが告げてくれた主のことばはありがたい。」彼は、自分が生きている間は、平和で安全ではなかろうか、と思ったからである」

第2列王記20章12節から19節までは、イザヤ39章1節から9節までと同じです。それは列王記を記したのが預言者の見たことと、、イザヤがまったく同じことを目撃したことを意味します。ヒゼキヤの性格は主に対してはあくまでもまっすぐで誠実なものでした。しかし、イザヤから死を宣告されたときは大声で泣き(2)、バビロンから見舞いに来たとなると惜しげもなく宝物倉の中を全部見せたりしています(12-13)。イザヤがヒゼキヤに宝物倉を見せたことで、のちのちユダ国は危険にさらされることを忠告しても、ヒゼキヤはイザヤのことばに「ありがたい」と言っています。それは、延ばされた15年の寿命のあいだは(6)、何も悪いことは起きないだろうと思っていたからです。アッシリアからの「おまえの神にごまかされるな(19:10)」と手紙を読んだときは、主にアッシリアから救ってくださるように頼み、そうすれば「あなただけが神であることを知りましょう(19:19)」と祈っています。この祈りは聞き遂げられ天の使いによって、18万5千人のアッシリア兵が死んでいます。ヒゼキヤは失敗も犯しましたが、その心は主に対していつもまっすぐで純真な信仰を持っていたことがわかります。