2列王記23章 神殿男娼の家を

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2王23:7「さらに、彼は主の宮の中にあった神殿男娼の家をこわした。そこでは、女たちがアシェラ像のための蔽いを織っていたからである」

律法ではイスラエルの民は女子も男子も娼婦、男娼になってはならないと書かれています(申23:17)。ヨシヤの壊したのは、宮の中にいたアシェラに仕えるための女たちのための男娼の家でした。異教の風習が流れ込んでくると、どうしてもイスラエルの民は異教に心が奪われてしまうようで、男娼を追い出した記述はアサ王の時代(1王15:12)、さらにヨシャバテ王の時代にも(1王22:46)残っています。そのようにレハブアムから数えて2代目、3代目の王の時代にさえ神殿には男娼がいたことがわかります。聖書には「さばきつかさたちがイスラエルをさばいた時代からこのかた(22)」、ちゃんとした過ぎ越しのいけにえが捧げられなかったと書かれています。士師記の時代から王の時代に変わり20代の王が変わっても、正式な過ぎ越しは行なわれなかったのです。それは律法の書が書庫に埋もれ(22:8)、誰一人そこに書かれている内容を気にしなかったからです。現在で言うなら聖書なしで礼拝をするようなものです。神のことばなしでどうやって信仰が守られるでしょうか。そのために主は預言者を遣わし、神の意志を伝えようとしました。しかし、イスラエル、ユダともに預言者の声に耳を傾けず、自分たちの思い通りに生きてきたのです。