2歴代誌26章 彼の心は高ぶり

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2歴26:16「しかし、彼が強くなると、彼の心は高ぶり、ついに身に滅びを招いた。彼は彼の神、主に対して不信の罪を犯した。彼は香の壇の上で香をたこうとして主の神殿に入った」

ウジヤは立ってはならない場所に立ち、香を焚こうとしました。たとえ、主のために行なった正しく見える行為でも、この行為は不信の罪に問われるものでした。ダビデの時代にウザの割り込み事件がありましたが(2サム6:6)、ウザ自身は倒れようとした箱を手で支えたにすぎません。しかし、その行為が神の前に正しくないとされ、彼は打たれて死にました。ウジやの場合は連戦に次ぐ連戦で圧勝し、国内も強固になり(15)、ウジヤの力が最高に達したときに高ぶりが彼を襲いました。聖書の中には「荒らす忌むべき者(ダニ9:27)」が現われ、聖所を汚すことが書かれています。イエス様も「荒らす憎むべき者(マタ24:15)」ということばを使い、やがてくる高ぶった権力者に気をつけるように警告しています。ウジヤがやったことは、聖所を汚す行為であり、その心の奥底には「自分は何でもできる」という高ぶりがあったのです。ウジヤはウザのようにその場で殺されませんでしたが、彼が忠告してくれた祭司に怒りを抱いたとき、ツァラアトが額に現われました(19)。ウジヤの最後の1年は彼の子ヨタムによって行なわれ、実質51年の治世となりました(21)。