2歴代誌24章 エホヤダが自分に尽くしてくれた

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2歴24:22「ヨアシュ王は、ゼカリヤの父エホヤダが自分に尽くしてくれたまことを心に留めず、かえってその子を殺した。その子は死ぬとき、「主がご覧になり、言い開きを求められるように」と言った」

エホヤダは祭司でありながらアタルヤの蛮行に耐えられず、謀反を起こしました。唯一残されたのは王の娘エホシェバがかくまっていた幼いヨアシュだけでした(22:11)。ヨアシュは7歳で王になったとあるので(1)、彼に油を注いだのは本当に右も左も分からない年齢のときでした。ヨアシュが王になって以降、エホヤダが主の律法を教え、主の道を歩ませました。聖書には「祭司エホヤダの生きている間は、主の目にかなうことを行なった(2)」と書かれています。ヨアシュは神の宮を修理するために、献金箱を置いてそこに修繕に必要な金を投げ入れる仕組みを作りました(6-8)。この仕組みはイエス様の時代にもあり、貧しいやもめが生活費全部を投げ入れたのは有名な話です(マコ12:41-44)。後世に残る大きな事業をしたにもかかわらず、ヨアシュはエホヤダの死後、主に従いとおすことはできませんでした。あれよあれよと言う間に、ユダの権力者たちの言いなりになり、アシェラ像に仕えるようになりました(17-19)。それだけでなくエホヤダの子ゼカリヤの忠告を無視し、彼を殺してしまうのです(20-21)。ヨアシュの最後は家来に暗殺されると言う惨めなものでした(24-25)。