箴言4章 悪者どもの道に入るな

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箴4:14「悪者どもの道に入るな。悪人たちの道を歩むな」

ソロモンの晩年はあまり褒められたものではありませんでしたが、彼が妻たちにそそのかされる前まで、子どもを教育しようとし、箴言を語り導こうとしています。ソロモンはとにかく「知恵」を大事にすることを言い続けています。「知恵」とは主を恐れることです(1:7)。逆に言うなら、主から離れずに常にそばにいるなら、それは「知恵」だと言えます。人を人とも思わず、自分勝手に振る舞う人は悪者だと言えるでしょう。彼らは「悪を行なわなければ、眠ることができず、人をつまずかせなければ、眠りが得られない(16)」と、眠るときでも心に悪を持ったままで寝ようとします。パウロは「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません(エペ4:26)」と記し、たとえ憤慨するような出来事があっても、寝るまでには心を押さえ平安でいるようにいているように勧めています。聖書は旧約から新約まで一貫して共通のことを教えています。どちらにも主から離れよという教えはなく、主に近づくことで、悪から離れることができるのだと思います。また、別の箇所ではパウロは「金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです(1テモ6:10)」とも言い、悪者の象徴は金銭を愛していることに尽きると思います