箴言5章 他国の女に夢中になり

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箴5:20「わが子よ。あなたはどうして他国の女に夢中になり、見知らぬ女の胸を抱くのか」

ソロモンがすでに他国の女はわなであり、誘惑のもとであることを理解していたのに、晩年のソロモンは自分自身がこの箴言のとおりに他国の女に夢中になりました(1王11:1)。父ダビデもバテ・シェバを見たときから、誘惑にかられ(2サム11:3)、バテ・シェバを独占したい思いから彼女の夫ウリヤを戦死させてしまいます(2サム11:17)。ダビデも多くのそばめを持ち(2サム5:13)、ソロモンは700人の妻があったと書かれています(1王11:3)。ソロモンの子レハブアムも父ほどではないにしろ、妻18人、そばめを60人持っていたと書かれています(2歴11:21)。レハブアムの妻たちに異国の女が混じっていたかどうかは書かれていませんが、ソロモンに関してはエジプト、モアブ、アモン、エドム、シドン、ヘテと本来ならイスラエルとは敵対していた異邦人を妻にしていました(1王11:1)。エジプトのパロの娘に関しては、明らかに政略結婚だと書かれているので(1王3:1)、仕方がないと思います。その他の異邦の妻たちも王や高官の娘たちであるなら、それも興和を図るためだと解釈され、ソロモンの時代に戦いがほとんどなかったこともうなずけます。それでも700人はあまりにも多い数字です。