箴言1章 主を恐れること

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箴1:7「主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ」

最初にこの書はダビデの子ソロモンによるものだと書かれています。列王記にはソロモンは3000の箴言を語った、とあるので(1王4:32)、この箴言の書に書かれているのは、彼の語った箴言の一部を紹介しているのでしょう。1節から6節までは、この書が書かれた理由が書かれています(1-6)。それによるならば「理解するため(2)」「体得するため(3)」「知識と思慮を得させるため(4)」「指導を得る(5)」、そして最後に「箴言と、比喩と、知恵のある者のことばと、そのなぞとを理解するため(6)」だと書かれています。そして、最初の箴言にあたるのが「主を恐れることは知識の初めである(7)」になります。悪者は恐怖に襲われたとき、必死で主を呼び、助けを乞うけれども、彼らには主を見つけることができません(27-28)。なぜなら、かれらは知識を憎み、主を恐れることを選ばず、忠告を好まず、叱責をことごとく侮ったからだと書かれています(29-30)。知識が主を恐れることならば、いの一番に覚えることは主を認め、主を恐れることでしょう。「恐れ」は「畏れ」とも表すことがあり、畏敬の念を持ち、距離を保つことも恐れることに含まれるのでしょう。