箴言16章 高ぶる者とともにいて

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箴16:19「へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさる」

競争社会は、やる気のある人が勝ち抜き、そうでない人は貧しいままでいるという原理です。現在では貧富の差が広がり、世界の半分の富を26人の人たちが持っているというオックスファムの2019年に発表したレポートに記載されています。あれほどイエス様が金持ちが天の御国に入るのは難しいと言われているのに(マタ19:23-24)、金持ちになりたがる人は後を断ちません。キリスト教ユダヤ教イスラム教のどの教えでも、施しをすることを奨励しています。しかし、石油国の王族や白人社会の大企業のトップなどは、偉そうに見えると感じる人がほとんどです。富と高ぶりとの間には大きな関係があるように思えます。昨今では、世界統一を画策しているグローバリストという集団があるそうで、通貨統一やオンライン通貨などで、格差のない社会を作るという概念らしいです。しかし、オンラインなどですべての取り引きを管理されたのでは、プライバシーなくなり、多くの弊害が生まれてしまいます。問題はそれを管理するのが一部の支配層だということです。金持ちが金を手に入れたなら、次に欲するのは権威や支配欲です。謙って貧しい者と一緒にいることができるのはいつのことでしょう。