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ｴｽﾞ7:26｢あなたの神の律法と、王の律法を守らない者には、だれにでも、死刑でも、追放でも、財産の没収でも、または投獄でも、その判決を厳格に執行せよ｣
紀元前5世紀ごろ、バビロンに変わってペルシャが支配者になりました。ペルシャはユダヤ人に寛大で、エルサレムに戻り神殿を建て直す許可を与えました。最初はキュロス王が命じたこの命令も、キュロス王が死んだために遠く離れたエルサレム地方を管理していたペルシャ人の総督には命令が引き継がれていませんでした。そのため、新しい王に確認を取らなければなりませんでした。新しい王はアルタシャスタ王で、彼は前の王の命令を引き継ぎ、加えてユダヤ人の中からユダヤの律法に詳しいエズラを立てて、それまで行なってきた作業を続行させたのです。それはアルタシャスタ王がユダヤの王の知識を持っており、大昔、モーセがエジプトで起こした奇跡や葦の海を分けたこと、ヨシュアがアマレクを打ち破ったこと、その他多くの奇跡の話を聞いていたと思われます。彼の本意はユダヤの神に貢ぎ物をささげ、ペルシャの平安と繁栄をユダヤの神に祈らせようとしたのです。
