水は重要

2ペテ3:5「こう言い張る彼らは、次のことを見落としています。すなわち、天は古い昔からあり、地は神のことばによって水から出て、水によって成ったのであって」
水は「光よ。あれ」と言われる前に存在し、神の霊は水の上を動いていた(創1:2)と書かれています。地が形を造るまでの間、主の臨在は水の上にあったのです。水は聖書の中で特別な意味を持つものだと思います。ノアの箱舟出エジプトは旧約の創世のもっとも大きなできごとですが、共に「水」が大きな役割をもっています。やがてイエス様の時代なり、洗礼は大事なキリスト教の一部になりました。ヨハネも水はひとつの証しだと書いています(1ヨハ5:8)。難しい科学のことはわかりませんが、人と水の間に重要な関わりがあることはわかります。人が産まれるときは、母の胎内から水を通して産まれます。不思議なことですが、胎児は肺で呼吸していないのです。しかし胎児には罪のDNAが「血」によって、受け継がれています。生まれた赤ちゃんには「罪」が残るのです。しかし自分の意識が生まれ、言葉を理解するようになると神を知ることができるようになります。もう一度水を通って産まれ直すなら、罪は消え死から開放された人生がスタートするのです。不思議な、不思議な話ですが、福音の根幹のもっとも大切な部分です。