7つの御霊

黙4:5「御座からいなずまと声と雷鳴が起こった。七つのともしびが御座の前で燃えていた。神の七つの御霊である」
2章と3章では7つの教会へのメッセージでした。これ以降7という数字は頻繁になり、黙示録全体が7でまとめられた書簡のようになっていきます。4章で最初に出てくる「7」は、神の7つの御霊です。神は7つの御霊で成っているのでしょうか?英語では「sevenholds」とも訳され、7重のとか7倍のという意味になります。5章ではこの七つの御霊は全世界に遣わされます(5:6)。世界は7つに区分されるという意味かもしれません。よく5大陸という風に言われますが、ユーラシアをアジアとにヨーロッパに分けるなら、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オーストラリア、南極…という7つの大陸に分かれます。南極はどこにも属さない国なので、ひょっとしたら、最大の面積のロシアが加わる可能性もあります。とにかく世界に御霊は遣わされ、7つの封印を解くようになります(6:1)。子羊と7つの霊は同じ意味です。それは全世界で同時に起きるということを暗示しているようです。現在の世界的不況が、各地で同時に起きるのを見るなら、すでに7つの御霊は遣わされ配置に付いたのでしょうか?