小麦の高騰

黙5:6「すると私は、一つの声のようなものが、四つの生き物の間で、こう言うのを聞いた。『小麦一枡は一デナリ。大麦三枡も一デナリ。オリーブ油とぶどう酒に害を与えてはいけない』」
デナリは一日の賃金として知られています。一日分の賃金で小麦一枡しか買えないのです。ほんの数年前(2008年ごろ)には原油が高騰し、大きな問題になりましたが今年2010年の後半に原油は再び上がっています。それはアジア地区の北朝鮮問題などで戦争の危機があるからです。第2の封印が解かれ、赤い馬が出てくると戦争が世界中で起きます(4)。戦争によっても穀物の価格は上がります。もし3つ目の黒い馬が飢饉をもたらす馬ならば、第2の封印と第3の封印の影響がダブルパンチとなって現れるでしょう。日本では小麦の値段は、消費者レベルで1キロ100円程度です。もし聖書の言うように、これが1万円になるなら、パンの1斤の値段は7000円ぐらいになる計算です。そんな飢饉の状態でも、オリーブ油とぶどう酒は守られます。霊的には聖霊を表わすことばなので、聖霊を受けた教会は守られることを指しているのかも知れません。