マムレの樫の木の場所

創13:18「そこで、アブラムは天幕を移して、ヘブロンにあるマムレの樫の木のそばに来て住んだ。そして、そこに主のための祭壇を築いた」
最初の祭壇はベテルとアイの間の場所に築きました(3)。しかしそのときはロトも一緒で、まだ別れていないときでした。皮肉な話ですが、アブラムとロトは財産がありすぎて、うまくいかなかったのです。二人の選んだ土地に、二人の持っている家畜は多すぎて、放牧するには草が足りませんでした。それでロトはソドム近くまでの低地を、アブラムはヘブロンまで自分の土地を延ばしました。ここでマムレの樫の木のふもとに主の祭壇を築きます。やがて、主はマムレの木のそばでアブラムに現れます(18:1)。そしてこの地はアブラハムにとって神聖な場所となり、妻サラを葬り、やがてアブラハム、イサク、リベカ、レアが葬られ、ユダヤ人にはとても大事な場所となりました。何よりも、この場所は主はアブラハムに子孫繁栄の約束をしたところです。主の言葉は今も生きています。アブラハムの子孫、すなわちユダヤ人、そしてイエス様を信じるすべての人にこの約束は当てはまります。クリスチャンはもっと増えて、星の数ほどになるのです。