イスラエルの回復

エレ33:18「またレビ人の祭司たちにも、わたしの前で全焼のいけにえをささげ、穀物のささげ物を焼き、いつもいけにえをささげる人が絶えることはない」
イスラエルの回復にはいろいろな条件がありますが、いけにえをささげる人が絶えない…というのもその1つになると思います。というのは1948年のイスラエル建国がイスラエルの再興だと考えていない人が多いからです。全焼のいけにえはイエス様の十字架以降行なわれておらず、罪の購いは動物のいけにえから「信仰」へと変わっていきました。いまさら罪を購うために全焼のいけにえなどいらないと考え勝ちですが、西暦2000年を過ぎてもまだユダヤ人たちが旧約聖書だけを信じて生活しているのも事実です。もし、霊的な意味を排除して考えるなら、イスラエルの回復には神殿が必要で、そこでいけにえを捧げるようになったときエレミヤの預言は成就するのだと思います。そしてエゼキエル書には、ソロモン神殿より一回り大きい(1キュビトに手の幅を足した長さ)神殿が建てられることが預言され(エゼ40-43章)、その建設予定地にはイスラムの黄金ドームがあります。2000年以降、イスラエルに帰還するDNA鑑定などで判明したいわゆる失われた10支族が増えています。神殿の建設の準備も着々と進んでおり、あとは主の号令を待つばかりだと、あるドキュメンタリー番組は報じています(ブラッドキム氏制作)。