すばる座やオリオン座

アモス5:8「すばる座やオリオン座を造り、暗黒を朝に変え、昼を暗い夜にし、海の水を呼んで、それを地の面に注ぐ方、その名は主」
すばる座とオリオン座はヨブ記にもセットで登場します(ヨブ9:9)。両方とも肉眼で見える明るい星のことです。すばるは星が複数の星がかたまって見え、肉眼でも6個ぐらいの星が群れているのが見えるそうです。オリオンは有名ですが、その中のベテルギウスは近年の計測では太陽の約千倍もの大きさだということがわかっています。旧約の時代から見えていたこれらの星が消えることなく、何千年も輝き続けていました。これらの星や太陽を自由に操り、暗闇を朝に、昼を夜にするのです。また、海の水は蒸発し雨となり地に注がれます。これらは主のわざの一部にしか過ぎませんが、地球の100倍の太陽でさえ気が遠くなる大きさなのに、さらにその千倍となると想像を絶します。もし人がベテルギウスを目視 したらならあまりの大きさに気を失ってしまうかもしれません。それを造られた神はもっと偉大なお方です。ベテルギウスをビー玉のように手の上で転がすようなお方の前で人はただ頭を下げ畏敬の念を持つしかないのです。