永遠の福音を携えていた

黙14:6「また私は、もうひとりの御使いが中天を飛ぶのを見た。彼は、地上に住む人々、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永遠の福音を携えていた。」
もうすでに7つ目のラッパは吹き鳴らされています(11:15)。人類の三分の一は殺され(9:18)、都の十分の一は倒されています(11:13)。それでもサタンは残った三分の二の人をだまし、獣の名を持たないものは何も買えないようにしています(13:17)。そんなときになっても、御使いが現れ、永遠の福音を残りの人に伝えようとしているのです。ボロボロになった地上にはまだ影響を受けてない国や民族が残っているようです。神の忍耐は最後のかまが振り下ろされるまで続き(18)、144,000人の純潔を守った信徒たち は(1)この滅びゆく人たちの最後の望みなのかもしれません。もう、これ以降は神の容赦はなくなっています(15-16章)。本当に滅びのときが近づいているときに、神を証しする者たちが残されているのは人類にとっての希望だと思います。これを逃すならば後がないのです。これほど明らかなしるしを見ても「天の神に対してけがしごとを言い、自分の行ないを悔い改めようとしなかった(16:11)」とあります。サタンの執拗なまでの攻撃は最後の一人を飲み尽くすまで終わらないのです。