御使いを喜べ

詩98:2「主は御救いを知らしめ、その義を国々の前に現わされた」
「御救い」のヘブル語は「yeshur'ah(イエシューア)」でヨシュア、イエス様の語源になったことばです。本来死ぬべきだった人を愛し、自らのいのちまで惜しまず与えたことにより、救いが完成しました。これは「福音(good news)」とも呼ばれ、多くの宣教師が全世界に遣わされ、福音を伝えています。その根本にあるのは、死が人を支配することはもはやなく、神とともに永遠に生きるというものです。歌は続き「地の果て果てまでもが、みな、われらの神の救いを見ている(3)」と書かれています。そして「喜び叫べ(4)」「ほめ歌を歌え(5)」「鳴りとどろけ(7)」「手を打ち鳴らせ(8)」と賛美が鳴り止むことがないように命じられています。肉体は滅びます(箴5:11)、しかし神のことばは永遠に立つのです(イザ40:8)。永遠と限りのあるものを比べること自体無意味なことですが、多くの人は死んだらおしまいでその後のいのちのことを考えていません。死という人間にかけられた呪いがもはやなくなったのなら、喜ぶのは当たり前なのではないでしょうか?