オベデ・エドムには子どもがあった

1歴26:4「オベデ・エドムには子どもがあった。長男シェマヤ、次男エホザバデ、三男ヨアフ、四男サカル、五男ネタヌエル」
ウザの死(2サム6:8)は確かにダビデの心を動かし、悔い改めに導き、それ以降はレビ人をモーセに命令されたように登用しています。門衛は今で言うなら国営金庫の番をする者たちで、国力を保つためにも重要な役割だったと言えます。その重要なポジションにメラリ族、ゲルション族(21)、ケハテ族(コラ族として書かれている)がくじによって平等に割り振りされました(12)。オベデ・エドムだけはレビ人ではありませんでしたが、ウザの割り込み事件で彼の家に契約の箱が置かれてからは、オベデ・エドムは一家を挙げて主に仕える者になりました(13:14)。その名前の示す通り、エドム族の一員だった彼は異邦人でありながら、ダビデは主が祝福されたオベデ・エドムを主の目に叶ったものとし て用いるのです。しかも、彼の兄弟、子どもたちは奉仕にふさわしい力のある勇敢な人だった、とあります(8)。ただ祝福されただけでなく、彼らの能力も抜きんでていたようです。オベデ・エドムが祝福され用いられることもすべて主のご計画の一部だったのだと思います。