エルサレムに住んだ

ネヘ11:3「エルサレムに住んだこの州のかしらたちは次のとおりである。ユダの町々には、イスラエル人、祭司、レビ人、宮に仕えるしもべたち、ソロモンのしもべたちの子孫が、それぞれ、自分たちの町々の自分の所有地に住んだ 」
ペレツの子、すなわちユダの子孫468人(6)、ベニヤミン族928人(8)、祭司822人(12)、一族のかしらと勇士たちはそれぞれ242人(13)と128人(14)、レビ人284人(18)、門衛172人(19)でした。全部で3044人が城内に住み、それ以外は自分たちに割り当てられた町に住むことになりました(3)。修復された城壁は、エフライムの門から隅の門まで 400キュビト(2歴25:23)、谷の門から糞の門まで1000キュビトで(3:13)で、東京ディズニーランドぐらいの大きさになります。東京ディズニーランドは東京ドーム10個分ぐらいですから、3000人が住む場所としてはかなり広い場所だと言えます。何よりもネヘミヤが着任してからわずか52日でこの広さの城壁を直したことに改めて驚かされます(6:15)。それはネヘミヤが度重なる妨害によって、城壁を優先させて作らせたからで、城壁の修復作業中は片手には槍を持ちながら作業した、とあります(4:17)。城内では神殿に捧げものやいけにえを捧げるために、エズラが律法を立て直し(8:2)、レビ人、祭司を任命してからいよいよ、神殿での捧げものが捧げられます。ネヘミヤはダビデの幕屋を踏襲し、聖歌隊を組織しました(12:31)。神への賛美ははるか遠くまで届く、喜びの歌でした(12:43)。