ハバクク3章 私は静かに待とう

ハバクク3:16「私は聞き、私のはらわたはわななき、私のくちびるはその音のために震える。腐れは私の骨のうちに入り、私の足もとはぐらつく。私たちを攻める民に襲いかかる悩みの日を、私は静かに待とう 」
地球上では正しい者も罪人も同じ環境を共有しています。それはイエス様が「天の父は悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださる (マタ5:45)」と言われたとおりです。終わりの日に神のさばきが始まるなら、さばきを見る人たちは正しいさばきを喜ぶかもしれませんが、同時に自分たちが共有していたものにも影響が及ぶことを知らなければなりません。ヨシュアの時代に起きた日が動かず、月がとどまる奇跡(ヨシュ10:13)が再び終わりの日に起きるようです(11)。さらに「いちじくの木は花を咲かせず、ぶどうの木は実をみのらせず、オリーブの木も実りがなく (17)」とあり、天候の変化は作物の収穫までおかしくさせています。これが続くなら正しい者まで飢えることになりかねません。「もし、その日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はないでしょう (マタ24:22)」とイエス様が預言されたように、さばきが永遠に続くことはなく、むしろ正しい者のために少なくされます。正しい者をも巻き込む天変地異ですが、それでも「私は主にあって喜び勇み、私の救いの神にあって喜ぼう (18)」とハバククは言い、どんなことがあろうとも信仰を失わない決意を示しています。