創世記24章 妻ミルカの子ベトエルの娘

創24:24「彼女が答えた。「私はナホルの妻ミルカの子ベトエルの娘です 」
ナホルはアブラハムの弟でナホルはアブラハムの弟で、テラの息子です(11:26)。サラは127歳で死にました(23:1)。イサクが37歳のときに母サラは亡くなり、イサクが結婚したのは40歳のときでした(26:20)。イサクは3年間サラの死を悲しみ、リベカと結婚したことで「慰めを得た(67)」とあります。アブラハムとしては親族からイサクの嫁をもらいたいと願っていたので(3)、まさしく思い通りの嫁が来たことになります。アブラハムの兄弟ナホルの孫にあたるリベカは、若いながらも、美しく勤勉で、旅人をもてなす礼節をわきまえた女性でした(16)。何かに導かれるように、アブラハムのしもべは井戸にたどり着き、リベカもまた何かに引き寄せられたように、アブラハムの僕をもてなすのです。そこにはアブラハムの信仰があり(3)、強い決 意を感じます。アブラハムはしもべに、もし妻になる女性が来たくないと言えば、この契約は解除されると(8)言い、しもべに圧力をかけるようなことはしませんでした。それは、アブラハムがすべては神の導きにあることをよく理解していたからだと思います。すべてがうまく行くとは限りませんが、神に導かれているときには道が開かれ、不思議なめぐり合わせがあるのではないでしょうか(使16:26)?