詩篇47篇 手をたたけ

詩47:1「すべての国々の民よ。手をたたけ。喜びの声をあげて神に叫べ」
幸せなら手をたたこう」の作詞者、木村利人氏は戦後フィリピンでボランティアしているときに、この歌詞を思いついたそうです。木村さんは改革長老派の教会で洗礼を受けたクリスチャンで、詩篇47篇の「手をたたけ」ということばに引かれ、うれしいときには態度で示そう…と歌詞に手をたたくことを盛り込んだそうです。原曲はスペインの民謡で、この曲に合わせて歌っているのを、坂本九さんが耳にして、作曲家のいずみたくさんに採譜をお願いして現在の曲となりました。もちろん聖書のことばそのままではありませんが、多くの国で歌われるようになり、喜びを表現する歌となりました。本来なら、主にあ って喜び叫び、手を打ち鳴らすべきなのでしょうが、日本では「主」の部分が抜けているのが残念です。木村さんは多くの人の前で、この歌詞を通じて証ししておられ、聖書のことばから引用したことが知られています。どんな形であれ、み言葉が広まることは感謝です。