イザヤ4章 さばきの霊と焼き尽くす霊

イザ4:4「主が、さばきの霊と焼き尽くす霊によって、シオンの娘たちの汚れを洗い、エルサレムの血をその中からすすぎ清めるとき」
7人の女は7つの教会のように思えます。「主の若枝(2)」はメシアでありイエス様のことで、おのずと終末の時代の預言だと考えられます。黙示録では終わりの時代に教会は7つのタイプに分類され、それぞれに賛辞とさばきが与えられています(黙2-3章)。「教会」とひとくくりにできないことは、誰もが知っていることですが、汚れたり血が流されるようになる教会もあるようです。しかし、ここではそれらの教会は「さばきの霊と焼き尽くす霊(4)」によって清められることが書かれています。そして、栄光を得た教会はモーセの時代のように昼は雲、夜は火の 柱(出13:21)で導いてくださるようになります(5)。考えようによっては、モーセの時代は荒野という悪環境ではあっても、はっきりと主の栄光が見られた幸せな時代だったのかもしれません。遠くから眺めても、エルサレムには主の輝く栄光が見えるのだとするなら、誰が神の存在を否定し、他の神を拝もうとするのでしょうか?