迫害される聖霊

ガラ4:29「しかし、かつて肉によって生まれた者が、御霊によって生まれた者を迫害したように、今もそのとおりです」
教会の中でも、聖霊を認めず、異言や預言を怪しい現象としてとらえる人たちが多くいます。聖霊を三位一体の一つの人格として認めることはあっても、霊の世界のことはわからない教会も多くあります。ほんの少し前まで聖霊派の教会は異端視されていました。まさしく肉による教会が、御霊による教会を迫害したのです。使徒信条の中には「我は聖霊を信ず」という言葉がありますが、聖霊を受けたわけではありません。イエス様は弟子たちに息を吹きかけ「聖霊を受けなさい」と言われました(ヨハ20:22)。「信じる」と「受ける」の間には大きな隔たりがあります。肉に従うとき、同じからだの中にある御霊は邪魔になります。2つのものが1つの体を支配することができないからです。肉の思いは御霊を追い出そうとします。この体の中で起きることが、教会の中でも起きるのです。肉の支配の下にある人は、無意識のうちに聖霊を嫌います。それは自分ではどうすることもできないことです。唯一の解決方法は、肉の支配から逃れ、御霊によって生まれ変わることです。