1ヨハネ5章 永遠のいのちを与えられた

1ヨハ5:11「そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです」

信じている私たちには、永遠のいのちを持っているかどうかは実感できません。なぜなら、まだ死んだことがないからです。人生はこの点で不条理にできています。死ぬことは確定していても、その後永遠に生きられるかどうかは、生きているうちにはわからないのです。唯一、聖書に書かれていることばを信じ、イエス・キリストを救い主として受け入れていること以外に確信はありません。しかし、このことはキリストを信じない人たちにとっては難しい課題だと言えます。クリスチャンがどんなに「私たちは永遠のいのちを持っています」と言っても、それを証明するものはないからです。それでもヨハネは、永遠のいのちが与えられたことがあかしなのだと強調します。バプテスマのヨハネは幸運にもイエス様のバプテスマを目撃しています。そのときに聖霊が鳩のように下ってきて、イエス様の上にとどまったとヨハネは証言しています(ヨハ1:32)。そしてバプテスマのヨハネを遣わしたかたが、「御霊がある方の上に下って、その上にとどまられるのがあなたに見えたなら、その方こそ、聖霊によってバプテスマを授ける方である(ヨハ1:33)」と言われたとおりのことがイエス様に起こり、このことをイエス様の弟子ヨハネも見ています。2人のヨハネの証言で、私たちに永遠のいのちがあることがわかるのです。