マタイ23章 改宗者をひとりつくるのに

マタ23:15「わざわいだ。偽善の律法学者、パリサイ人。おまえたちは改宗者をひとりつくるのに、海と陸とを飛び回り、改宗者ができると、彼を自分より倍も悪いゲヘナの子にするのです」
「改宗者」は、英語で「convert」や「conversion」が使われています。この話を聞くとエホバの証人のことを思い出します。彼らの勧誘は熱心なことで知られていますが、根本的にイエス・キリストを神とは認めない立場をとっています。クリスチャンが、クリスチャンの家に行って伝道しても、もう教会に行っていることを知るとそれ以上は誘わないはずです。しかし、エホバの証人の人たちは何をとち狂ったか、相手がクリスチャンだとわかると一気にボルテージがあがるようです。彼らの手法はその場で論破する方法ではなく、なんとかして集会に誘うというものです。もし、間違ってそんな場所に行ってしまうなら、トンチンカンな教えを延々と聞かされる羽目になります。パリサイ人がエホバの証人と同じだとは言いませんが、自分の立場は安泰で、人に教える内容がゲヘナに一直線なのは同じだと思います。パリサイ人への悪い感情はバプテスマのヨハネももっており、彼らが洗礼にやってくると「まむしのすえたち(3:7)」と厳しい言葉を浴びせています。イエス様がもう一度来られたときに「まむしのすえたち」と呼ばれないようにしたいものです。