使徒5章 宮の中に立って、人々を教えています

使5:25「そこへ、ある人がやって来て、「大変です。あなたがたが牢に入れた人たちが、宮の中に立って、人々を教えています」と告げた」
獄舎が閉まっていて、番人たちが戸口に立っているのにペテロたちは宮で教えていました(23)。これは主の使いが彼らを助け出したためです(19)。ペテロはこの後、もう一度牢に入れられているのを主の使いに助けられます。そのときは、主の使いが現われ、光が牢を照らしたとあります(12:7)。また、パウロとシラスもローマ兵に捕らえられ、牢につながれたことがあります(16:23)。彼らもまた、突然大地震が起こり、獄舎のとびらが開き、鎖が解けるという体験をしています(16:26)。初代教会においては、このような不思議な出来事が当然のように起きています。現代ではどうでしょうか?もし、回復の真理が働いているのなら、聖霊を受け、異言を語り、預言をするようになるのも回復ですし、聖霊が語るように大胆に神のことばを語れるようになることも回復だと思います(4:31)。確かに、世界中で幾人かの選ばれた神の器が病気を癒したりすることはありますし、祈りによって怪我や病気が癒されることもあります。また、ある説教者が福音を語ると、何百人という救われるたましいがあるのも事実です。しかし、初代教会のように回復されるのが神の御心なら、もっと多くの人が御名によって不思議なわざが可能になるのだと思います。