ルカ14章 招待されていた人たちの中で

ルカ14:24「言っておくが、あの招待されていた人たちの中で、私の食事を味わう者は、ひとりもいないのです」
招かれていたのに、いざ宴会の時間になると自分の用事があると言って断るのです。しかも、その言い訳はとてもまともだと思えないものです。畑を見ずに買うとか(18)、牛をためさずに買うのもおかしい話です(19)。最後の人は結婚したからいけない、と言っています(20)。前の2つの例を参考にするなら、これから嫁になる人と会いにでも行くのでしょうか。とにかく、断った理由でまともなものはありません。それに対して、しもべが大通りや路地で集めてきた、貧しい者、体の不自由な者、盲人、足のなえた者たちは、すぐに集まってきました。主から声がかかったときに、すぐに従うことができれば幸いだと思います。イエス様の弟子、ヨハネヤコブは、父ゼベダイと一緒に働いていましたが、イエス様から声をかけられると「すぐに舟も父も残してイエスに従った(マタ4:22)」とあります。神が望んでおられるのは、地上に来られたときに、すぐに迎えてくれる態度だと思います。それゆえに、葉の茂ったいちじくの木に実がないことを、イエス様はお許しになりませんでした(マコ11:13)。自分はそんなことはないと誰もが考えると思いますが、主が来られるのは盗人のようだと知らなければなりません(1ペテ3:10)。