最初の誕生と再臨

マタ2:1「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました」
最初にイエス様が来られたときにははっきりとしるしが示されていました。東方の博士たち以外には、羊飼いたちが救い主の出現を知ったことが聖書に書かれています(ルカ2:8-17)。そうすると再びイエス様が来られるときも、何かしるしがあるのでしょうか?パウロもペテロも主は盗人のように来ると語っており(1テサ5:2、2ペテ3:10)、イエス様ご自身も「わたしは盗人のように来る(黙16:15)」と言われています。2000年前のイエス様の誕生のときも、ほとんどの人がメシヤの誕生に気づいておらず、マリヤはイエス様を飼い葉おけに寝かさなければなりませんでした(ルカ2:7)。イエス様が来られるのは「天のみ使いも子も知らない(マタ24:36)」とありますが、同じ箇所には「いちじくの木からたとえを学びなさい(マタ24:32)」とも書かれています。誰にも知りえないけれども、まったく知るチャンスがないわけでもなさそうです。「枝が柔らかくなって、葉が出てくると夏が近いことがわかります(マタ24:32)」…この中に大きなヒントが隠れているような気がします。