ホセア6章 三日目に私たちを立ち上がらせる

ホセ6:2「主は二日の後、私たちを生き返らせ、三日目に私たちを立ち上がらせる。私たちは、御前に生きるのだ」
「3」は神の数字で三位一体は、一つでありながら3つの性格を持つ神のことを指しています。同様に「7」も神の数字で、「6」を数えて安息に入る周期は神のものです。ここではあたかもイエス様の復活を示唆するような書き方で、2日の後に私たちを生き返らせ、3日目に立ち上がらせてくださるとあります(2)。イスラエルではほとんど雨が降らず、種まきと収穫のときだけ雨が降ります。雨の降らない日が続いたとしても、かならず主は後の雨を用意しておられ(3)、イスラエルの民が飢えることがないようにされました。人生の中で潤いがないと嘆く時期もあるでしょう。しかし、主を信じ続けるなら、かならず主を信じる者のために雨を用意しておられるのです。それゆえにユダに対して「わたしの民の繁栄を元どおりにするとき、あなたのためにも刈り入れが定まっている(11)」と預言されています。もし、神との契約を破り、自分の心に正しいと思うことをするなら、イスラエルの民と同じになってしまいます(7-9)。それでも、一度神と契約を交わしたのなら、世の終わりまでそれは神に覚えられ、神を信じる者のために救いを用意されておられます。それがイエス・キリストであることは言うまでもないことです。