ゼパニヤ3章 一つになって主に仕える

ゼパ3:9「そのとき、わたしは、国々の民のくちびるを変えてきよくする。彼らはみな主の御名によって祈り、一つになって主に仕える」
この預言がいつ成就するのかはわかりませんが、主が不正を明るみに出し、町には人が住むこともないと書かれています(5-6)。ここでは2つのさばきが書かれているように見えます。それはご自分の民へのさばきと、諸国へのさばきの2つです。どんなに悪事がはびこっても、「わたしを待て(8)」と主は言われます。それがいつかはわかりませんが、主が諸国の民を集め、もろもろの王国をかきあつめてさばくときが来るのです(8)。そのときに主ご自身が証人となられると書かれています(8)。それは避けることができないもので、「懲らしめを受けよ(7)」とも書かれています。ご自分の民が過ちを認めて、懲らしめを受けるなら、すべてが滅ぼし尽くされることはないという意味だと思います。これらのさばきが終わるとき、全ての民は主の御名によって祈り、一つとなって主に仕えるとあります。さばきは恐いものですが、主の怒りが通り過ぎるとき、全てが新しくされ、残された正しい者たちが主を賛美するときが来るのでしょう。黙示録の最後には新天地の様子が描かれ、新しいエルサレムに選ばれた人が集まり、涙はすべて拭い取ってくださるとあります(黙21:1-4)。ゼパニヤも同じ幻を見たのでしょうか。