ゼカリヤ8章 あなたがたを救って、祝福とならせる

ゼカ8:13「ユダの家よ。イスラエルの家よ。あなたがたは諸国の民の間でのろいとなったが、そのように、わたしはあなたがたを救って、祝福とならせる。恐れるな。勇気を出せ」

ユダもイスラエルもかつては、主を裏切り異教の神を拝み、そのことが近隣諸国へのわざわいとなったとあります。選ばれた民がつまずくならば、その影響はまわりに響くことになります。それはキリストを信じる者にも当てはまることではないでしょうか。神を信じる者が祝福となるならば、周りにいる人にも大きな祝福になり得るという意味だと思います。終わりの日には、外国人10人が一人のユダヤ人の裾をつかみ「私たちもあなたがたといっしょに行きたい。神があなたがたとともにおられる、と聞いたからだ(23)」と書かれています。祝福は神とともにおられることです。良いことも悪いことも神とともに過ごすことができれば幸いだと思います。イエス様の時代にツァラアトに冒された10人がいやされ、サマリヤ人だけがイエス様の足元にひれ伏す話があります(ルカ17:12-17)。話の内容はゼカリヤの預言とは少し違いますが、イエス様が神とともにおられると認識されていたことを示す話だと思います。また、ルツも姑ナオミの信じる神は真実の神だと確信し、ナオミとともにベツレヘムに帰るのです(ルツ1:16-19)。神とともに歩む人とともにいるなら平和に暮らすことができるでしょう。もし、他の人が自分を見て「あなたといると平安がある」と言ってくれるなら誉だと思います。